【VGC2018】ジャラランガ反省会+改良案など
お久しぶりです。VGC2018ルール一発目の構築記事になります。一発目から反省会です。
まだまだ荒削りな構築なので解説があやふやな部分もあるかと思いますが、気楽に読んでいただければ幸いです。
※解説ではジャラランガの特性がぼうだん、トゲデマルの持ち物がオボンのみになっています。
【showdownテキスト】
【構築作成経緯】
2018年のWCSルール一発目の構築として、ウルトラサン・ウルトラムーン(以下USUM)の新要素を取り入れた構築を使ってみたいと考え、ジャラランガを軸にしたパーティを組むことにしました。
USUMから新しく追加されたジャラランガのZ技「ブレイジングソウルビート」は相手二体に攻撃できるZ技であり、攻撃後に、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさを一段階ずつ上昇させるというすさまじい技です。Z「テクスチャー」に似ていますね。
最初はドーブルなどを採用して「このゆびとまれ」でサポートする構築にしようかと思ったのですが、ジャラランガはフェアリー4倍弱点であるなど、Z技を決めた後相手のポケモン全てを倒せるようなスペックをもつポケモンではないので、スタンダードな構築に格闘枠として組み込み、隙を見てZ技を決める戦い方が良いのではないかと考えました。
スタンダード構築のメガ枠としては放置できない高火力を持つメガリザードンYを採用。メガリザードンYに対して出てくるバンギラスやランドロスにジャラランガが強く、「オーバーヒート」で相手を落としながら横でZ技を発動させることもできます。
リザードン、ジャラランガはともに相手のカプ・コケコがつらいため、「ねこだまし」によるサポートもでき、カプ・コケコからリザードンをまもることができるトゲデマルを三匹目に採用しました。
まだ相手のランドロスに対して薄すぎるのでランドロス、クレセリアを4,5匹目に採用。『いかく』によるパーティ全体の耐久の底上げや「こごえるかぜ」によるサポート性能に期待しました。
最後の一匹は相手の炎打点を受けられ、ジャラランガの選出できないカプ・テテフ+メガメタグロス入りの構築(以下テテフグロス)相手に選出できるヒードランを採用してみました。
【基本選出】
①先発:リザードン+ランドロス 後発:クレセリア+ヒードラン
炎技の通りがいい相手に対してゴリ押していく選出。
②先発:リザードン+クレセリア 後発:ランドロス+トゲデマルorヒードラン
対テテフグロスや雨パーティなど、初手から「こごえるかぜ」を打つ必要がある場合の選出。
③先発:リザードン+ジャラランガ 後発:ランドロス+トゲデマル
ジャラランガの通りがいい時に選出。リザードンとジャラランガの通しやすい方を守らせながらトゲデマルを投げて展開していく。
……この時点で察している方も多いと思いますが、
本気でジャラランガを軸にするなら周りを汎用ポケモンで固めるべきではありませんでした。
これただのリザードン構築
【個別解説】
持ち物:ジャラランガZ
特性:ぼうだん
性格:いじっぱり
努力値:H4 A252 S252
実数値:151-178-148-108-125-137
構築の軸だったはずのポケモン。Z技を発動した後の居座り性能を考え格闘技には「ドレインパンチ」を選択し、対フェアリーを考えて「どくづき」を採用。これらの威力をあげるため物理型をメインに使う努力値振りとしました。
ジャラランガはダブルバトルで使用率が高いランドロス、ヒードラン、メガガルーラに対してかなり強く、「こごえるかぜ」のサポートもありZ技の発動自体はそこまで難しくありませんでした。
しかし、同じく使用率トップクラスのカプ・レヒレとクレセリアに対して圧倒的に弱く、上げた能力を活かせず倒れてしまうことも少なくありませんでした。カプ・レヒレとクレセリアはともに火力の低いサポートポケモンですが、そのサポートポケモンに仕事されてしまうというのはやはり大きなデメリットに感じました。
また、物理技をメインに据えたことによって[いかく]が想像以上にきつくなってしまいました。このせいでカプ・レヒレを安定して倒すことができなかったので、対フェアリーは他に任せてジャラランガは「スケイルノイズ」を連打できるような状況が一番強いと感じました。
相手のギルガルドを強く意識して特性は[ぼうだん]を選択しましたが、構築にフェアリータイプがいないこともありジャラランガミラーでぼこぼこにされたのでこの構築では[ぼうおん]のほうが適していました。
技:ねっぷう オーバーヒート ソーラービーム まもる
持ち物:リザードンナイトY
特性:もうか→ひでり
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:154(154)-*-98(98)-161(211)-105(135)-167(167)
いつのまにか主役になっていたポケモン。
「オーバーヒート」は相手のポケモンを容易に縛れるようになる強力な技で、最速にしたこともあり、相手のランドロスに対しても『こだわりスカーフ』をもっていないことが分かった時点で積極的に打っていきました。ジャラランガの苦手なカプ・レヒレに対する打点として「ソーラービーム」を採用し、安定した削りを行える「ねっぷう」も外せませんでした。ジャラランガがいるので相手のヒードランを意識した「めざめるパワー(じめん)」は採用しませんでしたが、特に問題はありませんでした。
といってもヒードランの晴れ「ねっぷう」でジャラランガに3割強入ってしまうのは少々いただけませんでしたが……
技:ねこだまし びりびりちくちく アンコール ニードルガード
持ち物:オボンのみ
特性:ひらいしん
性格:ようき
努力値:H108 B252 S148
実数値:154-118-115-*-93-148
S:準速95族抜き
「ねこだまし」と[ひらいしん]によってパーティーをサポートするポケモン。基本的に「トリックルーム」を使うポケモンからの打点がほとんどなく、メガクチートやバンギラス相手にも裏から投げられるため、「トリックルーム」構築相手にも活躍をしました。「いわなだれ」等の物理技相手に繰り出すことが多いので、最低限の素早さを確保した後、防御に厚く努力値を割いています。某最強トゲデマルプレイヤーの配分と同じです。
また、「アンコール」「びりびりちくちく」のおかげで使用率の高いカプ・レヒレに有利なのが非常に強く、単なる[ひらいしん]要員以上の活躍をしてくれました。
このポケモンの持ち物は選択肢が多く、当初は有利な相手に余裕をもてるようになる『オボンのみ』を持たせていましたが、使っているうちに一撃で倒されないようにすることが大事だと感じたので、『きあいのタスキ』『オッカのみ』『ヨプのみ』なども候補に挙がってくると思います。『ふうせん』は今年のルールでは活きませんでした。
持ち物:ウイのみ
特性:ふゆう
性格:ずぶとい
努力値:H228 B108 S172
実数値:224-*-169-95-150-127
H:4n
S:「こごえるかぜ」後の最速120族抜き
「こごえるかぜ」でパーティを整えるポケモン。ジャラランガとの相性補完もよく、クレセリアの苦手なポケモンをジャラランガが起点にすることができます。
トゲデマルとの同時選出をする際、パーティーパワーが落ちるのを防ぐために「めいそう」型にしました。リザードンのおかげで雨構築相手にも余裕をもって積んでいくことができます。
相手の構築にギルガルドやガオガエンなどの明確にクレセリアに強いポケモンが存在しない場合、このポケモンを突破するのは非常に難しく、現環境にかなり刺さっていると感じました。
ランドロス(れいじゅう)
技:じしん いわなだれ とんぼがえり ばかぢから
持ち物:こだわりスカーフ
特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:H196 A116 S196
実数値:189-198-110-*-100-136
相手のランドロスが『こだわりスカーフ』を持っているかどうか判断するために、素早さを130族抜きにとどめて耐久にまわしました。「とんぼがえり」で[いかく]をなんども使いまわしていきます。無難に強くて書くことがないです。
一回り大きい耐久が活きることはかなり多く、もっと耐久に厚いランドロスを使ってみたくなりました。
技:ねっぷう だいちのちから めざめるパワー(氷) まもる
持ち物:シュカのみ
特性:もらいび
性格:ひかえめ
努力値:H228 C252 S28
実数値:195-*-136-200-136-101
S:「こごえるかぜ」後の準速100族抜き
相手のヒードランに一方的にやられるのを防ぐために持ち物はシュカのみ。炎耐性、エスパー耐性ともにこのパーティでは重宝し対テテフグロスで特に活躍してくれたのですが、役割範囲がややジャラランガとかぶっていたためジャラランガを選出しなくなってしまった一番の要因かもしれません。ヒードランは基本どんな相手にも選出できますからね……
ややボーマンダ入りの構築がつらかったため「めざめるパワー(氷)」を採用しました。悪くはなかったですが、このポケモンでやることでもないなとも感じました。
【総評】
ジャラランガは決して弱いポケモンではなく、刺さる相手やうまく決まった相手にはかなりの強さを発揮できるポケモンでした。しかし、最も強い技である「スケイルノイズ」を連打するためには取り巻きのポケモンを相当フェアリーに強いメンバーで固める必要があり、この構築はそれができていませんでした。そのため、ジャラランガの選出回数が少なくなってしまったのが最も大きな反省点だと思います。
ジャラランガを使う構築を組む際には、
〇ジャラランガでフェアリータイプを処理できる構築にするのか
〇相手にフェアリーが複数体いてもジャラランガを選出する構築にするのか
〇そもそも対フェアリーは取り巻きに任せて「スケイルノイズ」を連打するのか
などをあらかじめ考えたうえで組んでいく必要がありそうです。
また、ジャラランガの大きな強みとして、「こうげきを行いつつ能力をあげられる」というところがあります。なので、前半ほかのポケモンで相手のポケモンをジャラランガのZ技圏内まで削っておいた後に、ジャラランガを繰り出せるような構築が望ましいと思います。
他の強みとしては、ジャラランガは特性をパーティーに応じて選択できるのが非常に優秀です。
「ハイパーボイス」、「スケイルノイズ」「バークアウト」が効かなくなる[ぼうおん]、「シャドーボール」や「ジャイロボール」を無効にする[ぼうだん]、天候ダメージや「キノコのほうし」を無効にする[ぼうじん]とどれも優秀な特性です。相手にすれば初見は特性がわかるまでこれらの技は打ちづらくなるでしょう。
ジャラランガミラーが多発するようになればみんな[ぼうおん]を選択して相手のジャラランガZを透かすようになるかもしれませんね。
【改良案】
ジャラランガ構築を使っていてほかにパーティーに入りそうだなと思ったポケモンや実際に使ってみたポケモンなどを挙げていきます。基本的にはヒードランと入れ替える形で考察しています。
No1.モロバレル
ジャラランガのうけるフェアリー技は基本的に「ムーンフォース」と「マジカルシャイン」「じゃれつく」の3つであり、「ムーンフォース」はカプ・レヒレ、「マジカルシャイン」はカプ・コケコ、「じゃれつく」はメガクチートのものがほとんどです。対カプ・コケコはトゲデマル+リザードンで十分対策できているため、カプ・レヒレ、メガクチートに対してもジャラランガを選出できるようになるモロバレルは実際強力でした。クレセリアが「トリックルーム」を覚えていないこの構築では特に対トリックルームパーティーに重宝し、まだまだ現役だと感じました。
良くなかった点としては、フェアリー技以外のジャラランガを倒す攻撃、カプ・テテフやメタグロスのエスパー技、メガボーマンダのひこう技、普通の氷技などの弱点がかぶっており、それらの攻撃からジャラランガをまもるのには使うことができませんでした。
No2.ギルガルド
対エスパー、対ひこう、対氷、対フェアリーなどを一手に担うことのできる最強の鋼ポケモン。「ワイドガード」で「いわなだれ」「マジカルシャイン」などを防ぐサポートもできる優秀なポケモンで、選出すれば何らかの仕事はしてくれます。
良くなかった点はZ技がないこともあってか、対フェアリーに対する遂行速度がそこまで高くないことです。特にカプ・レヒレに対しては微妙な力関係であり、ジャラランガのサポートというよりは、リザードンのサポートな感じがしました。
No3.カプ・ブルル
相手のカプ・レヒレやカプ・コケコに対してかなり強く、対ランドロスの安定性を上げることもできます。グラスフィールドによる回復もジャラランガにとって地味にありがたいのと、絡め手としては「かなしばり」を使ってジャラランガへの有効打を止めることもできるかもしれません。(使ったことないけど)
良くなかった点はひこう弱点がジャラランガとかぶっているのでメガボーマンダはかなり苦手になります。あとモロバレル同様テテフグロスが無理になります。
No4.ガオガエン
「ねこだまし」のサポートはもちろんテテフグロスの対策にもなる。タイプ面でのジャラランガとの相性が意外とよく、USUMから「はたきおとす」「けたぐり」などが使えるようになったことも追い風。
良くなかった点としてはメガリザードンとの相性があまりよくなかったのとカプ・レヒレがいた場合ジャラランガとセットで出すのが厳しくなること。メガリザードン以外のメガ枠を使うなら真っ先に候補にあがるかもしれません。
No5.ツンデツンデ(非使用)
使ってみようかなあと思いながらも厳選がめんどくさくてまだ使ったことがないポケモン。ギルガルドと同様に「ワイドガード」が使えるのと「トリックルーム」による切り返しが可能な点、高火力「ジャイロボール」でフェアリーの遂行速度がはやいところに可能性を感じます。
良くなさそうな点としてはやはり対カプ・レヒレの不安定感と予想外の4倍弱点で縛られてしまいそうなところですかね。後者はBo3なら問題ないかと思います。
【QRレンタルチーム】
ここまで読んでいただきありがとうございました。よければ実際に使ってみてください!
【終わりに】
ジャラランガの相方はこれからどんどん研究され、WCS2018が行われるころにはトップメタの一つになっているかもしれません。自分は次はメガゲンガーを相方にしたパーティーを研究しようと思っています。
まだまだ可能性を秘めたジャラランガ。皆さんもジャラランガを考察してみてはいかがでしょうか?
ここまで見ていただきありがとうございました。
【メルボルンINC使用構築】バルジテテフ+カビゴン
*この記事は2017年3月に書かれたものです。
はじめに
はじめまして、SNOWといいます。今回は自分がメルボルンインターナショナルチャレンジ(以下メルボルン大会)で使用した構築の紹介をしたいと思います。
構築経緯
構築を組むにあたって、メルボルン大会の形式であるBO3(二本先取)を意識した構築にする必要があると考えました。個人的にこのルールにおいて大事なことは
①本命の勝ち筋が二つ以上あること
②一戦目の情報を元に二戦目以降で相手の構築に対応できる、対応力の高い構築であること
であると考えていて、今回は特に②を意識して構築を考えた結果、BO3の大会でもすでにいくつか結果を残しているバルジーナを軸にしたパーティを組むことにしました。
バルジーナはVGC2017のルールで使えるポケモンの中で、最も高い耐久をもつ「おいかぜ」要員であり、「はねやすめ」で回復することで複数回「おいかぜ」を貼れる可能性のあるポケモンです。また、「ちょうはつ」を覚えるので相手ののサポートポケモンに対してもある程度対応できるのが特徴です。
この時点でバルジーナの「おいかぜ」を使って制圧することを一つ目の勝ち筋とすることを決め、バルジーナの良いところと悪いところを考えました。
その際仮想敵としたのが
の構築です。この4匹を採用した構築は非常に多く、ここに安定した解答を持つことが大事だと考えました。@2の部分はポリゴン2+ギガイアスやキュウコン+カプ・レヒレ、ミミッキュ+カビゴン、カプ・テテフ+バルジーナなどを想定していました。
○バルジーナの良いところ
「おいかぜ」で素早さ操作ができる
ガブリアスの地面技をすかすことができる
「イカサマ」でガブリアス、ウインディに打点を持つことができる
「ちょうはつ」「はねやすめ」を持つのでテッカグヤに対して不利をとらない
○バルジーナの悪いところ
カプ・ブルル以外のカプ系統に対し弱い
追い風下の圧力がそこまで大きくない
不意の「ちょうはつ」で崩されやすい
これらのメリット・デメリットを踏まえて二匹目は「おいかぜ」下の制圧力も高く、相手のカプ・コケコに強いカプ・テテフを採用しました。「マジカルシャイン」で相手全体に攻撃できるのも高ポイントです。想定外の怯みや「ちょうはつ」などの妨害はBO3なら十分対応できると考えました。
三、四匹目に採用したのはガブリアスとウインディです。ガブリアスはこのルールで一貫しがちな地面技をタイプ一致で打て、「おいかぜ」下で高い制圧力を持つだけでなく、「おいかぜ」が切れた後もその高い素早さから相手に圧力をかけられる強力なポケモンです。相手のカプ・コケコに対して電気技を一貫させないようにする役割もあります。
ウインディはフェアリー耐性と鋼耐性を意識して採用しました。カプ・コケコに対して更に強くなるガラガラを採用しようかと迷いましたが、特性【いかく】の優秀性や対テッカグヤの安定性を考えてウインディにしました。
この4体+@2でまわしていたところ、
○バルジーナが出せない構築のカプ・コケコが厳しい
○ミミッキュが倒しにくい
○「トリックルーム」を軸とする構築に完全には対応できない
○まだ相手のカプ系統が多少つらい
等のことが感じられたので、五、六匹目は『こだわりスカーフ』もちカミツルギとカビゴンを採用することにしました。『こだわりスカーフ』もちカミツルギは「おいかぜ」がなくても相手のプテラやカプ・コケコの上をとって攻撃することができ、カプ・テテフの「マジカルシャイン」などで雑に削って最後にカミツルギで一掃する強力な勝ち筋を作ることができます。カビゴンは最初、対
「トリックルーム」パーティのみを想定して採用しましたが、調整していくうちにカビゴンで相手を詰ませる第二の勝ち筋として使えるようになりました。二戦目以降で選出し、カビゴンの障害となる相手のポケモンを倒してから繰り出す動きが強力でした。
この五、六匹目の枠はかなり悩んだ枠でほかに鋼枠としてテッカグヤやジバコイル、高速アタッカーとしてカプ・コケコなどを試しましたが対「トリックルーム」を意識した結果カビゴンはパーティから抜くことはできず、カプ・コケコとテッカグヤの役割をまとめて、高速鋼枠として『こだわりスカーフ』もちカミツルギを採用しました。
こうして六匹が決まったのでテッカグヤがやや重いことを踏まえて各ポケモンの型を調整していきました。この際、以下のバルジーナ使いの皆様の記事を非常に参考にさせていただきました。この場を借りてお礼を言わせていただきます。
(敬称略)
千夜ちゃんぽけ@tiyatyan_poke 高数値バルジスタン
http://blog.livedoor.jp/emolgame/archives/10930540.html
ジュニオ@JUNIOmpk バルジーナ軸追い風スタンダード
http://amalgame.jp/mandibuzz-tailwind-junio-20170207/
りょうこん@ryokonVGC Dに自信追い風スタン
https://amalgame.jp/mandibuzz-tailwind-ryokon-20170303/
http://amalgame.jp/markus-stadters-1st-place-dreamhack-leipzig-report-ja-20170130/
個別解説
技:イカサマ おいかぜ ちょうはつ はねやすめ
持ち物:サイコシード
特性:ぼうじん
性格:おだやか
努力値:H60 D196 S252
実数値:193-*-125-*-154-132
D サイコシード発動時、C161『こだわりメガネ』もちカプ・コケコのエレキフィールド下「10まんボルト」確定耐え(158~188ダメージ)
S 準速 最速テッカグヤ、ペリッパー抜き 「おいかぜ」下で最速『こだわりスカーフ』もちガブリアス抜き
構築の軸の一つ。「おいかぜ」を打った後は「はねやすめ」で粘りつつ「イカサマ」で相手のポケモンを削っていきます。「オボンのみ」では必要な耐久値を満たせなかったので「サイコシード」を持たせました。
バルジーナの素早さは最初は最速ペリッパー抜きの129(努力値228振り)でしたが、「そこまで振るなら準速にしたほうがいい。」としらぬいさん@srniworldが助言してくださったので準速にしました。結果、バルジーナミラーとなったときでも自信をもって「ちょうはつ」を押していくことができました。
「ちょうはつ」に関してですが相手のテッカグヤやフワライド、エルフーン、カビゴンなどに対して主に打つだけでなく、打たれた相手が守れなくなることを活かして「おいかぜ」後の詰め筋として使うこともありました。
しかし、「トリックルーム」構築、特にミミッキュ入りに対しては『メンタルハーブ』で無効化されたり、『フェアリーZ』「じゃれつく」などで一撃で倒されてしまう可能性があるので、バルジーナを出すことはあまりしませんでした。
技:サイコキネシス マジカルシャイン 10まんボルト まもる
持ち物:いのちのたま
特性:サイコメイカー
性格:ひかえめ
実数値:175-*-95-176-135-140
H C147カプ・コケコのフィールド補正なし『デンキZ』「10まんボルト」+ダブルダメ「マジカルシャイン」確定耐え(計145~172ダメージ)
A233カミツルギの1ランクダウン「スマートホーン」+珠ダメ―ジ確定耐え(計149~173ダメージ)
C196ウツロイドの「ヘドロばくだん」93.7%耐え(150~176ダメージ)
C H196-D118までのウインディを『イアのみ』込みでサイコフィールド下「サイコキネシス」で二発(148~175ダメージ)
S 一般的な「じならし」持ちウインディ意識かつ最速ドーブル抜き
このパーティのメインアタッカーその1。先発で出して「サイコキネシス」で相手に負担をかけたり、「マジカルシャイン」での削りまたは最後の掃除を担当します。テッカグヤを意識して「10まんボルト」を採用し、全ての技の火力があがる、『いのちのたま』を持たせました。
このポケモンが一回多く動けるだけで、ゲームプランが組みやすくなるので、少し多めに耐久に振りました。『いのちのたま』との相性はあまりよくないですが、「珠ダメージを受けている=その分行動できている」ということなのであまり気になりませんでした。
素早さは中速に設定していることで、特に相手のウインディに対して初見で型の判断がしやすくなります。今環境にいるウインディは主に
①素早さ125~138程度で『とつげきチョッキ』や『イアのみ』などをもったバランス型
②最速もしくは準速で『いのちのたま』や『こだわりハチマキ』、『ホノオZ』などを持ったアタッカー型
③素早さは構築次第であるが、「バークアウト」や「てだすけ」でサポートするサポート型
のいずれかであるので、初手の対面で
○相手のウインディのほうがこちらのカプ・テテフより早かった場合
②もしくは③の最速「バークアウト」型と考えて一旦「まもる」を選択しながら相手の出方を見ることが多いです。
○こちらのカプ・テテフのほうが相手のウインディより早かった場合
相手のウインディは①または素早さの低い③であり、返しでこちらのカプ・テテフがやられる可能性は低いと考えて、カプ・テテフを強気に動かしていきます。
後述するカミツルギを通すプランを考えた場合、カプ・テテフで相手のウインディを削っておくことは重要です。
技:じしん ほのおのキバ いわなだれ まもる
持ち物:ジメンZ
特性:さめはだ
性格:ようき
努力値:H44 A212 S252
実数値:189-177-115-*-105-169
H 余り
A ダブルダメ「じしん」でH4振りカプ・コケコ93.7%で一撃(144~170ダメージ)
S 最速
この構築のメインアタッカーその2。一貫性のある「じしん」で相手を削っていったり、『ジメンZ』を使って瞬間的大火力を出すこともでき、柔軟性が高くBO3に非常にマッチしていました。
「おいかぜ」下だけを考えれば不意の弱点技を耐えられる耐久に大きく努力値を割いた型が強力なのは間違いないのですが、非「おいかぜ」下やお互い「おいかぜ」を貼った状態でも戦えるのがガブリアスの強みだと考えているので最速で使用しました。
メインウエポンの「じしん」。対テッカグヤを考えた「ほのおのキバ」、「まもる」は確定として残りの枠は「つるぎのまい」「みがわり」などの選択肢もありましたが、メルボルン大会が近付くにつれて徐々に増えてきていたギャラドスに対して何もできないのは弱いと考え、「いわなだれ」を採用しました。実際メルボルン大会では多くの数のギャラドスを見かけたのでこれで正解でした。
持ち物:イアのみ
特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:H244 A76 B4 D100 S84
実数値:196-154-101-*-113-126
H 「ガーディアン・デ・アローラ」意識の4n
A 「フレアドライブ」+「しんそく」で無振りカプ・コケコ確定(145~171ダメ―ジ)
D C161『こだわりメガネ』持ちカプ・コケコのエレキフィールド下「10まんボルト」確定耐え(162~192ダメージ)
S 最速テッカグヤ抜き抜き
この構築における潤滑油とも言うべき存在です。特性【いかく】を何度も使いまわして相手を弱体化させたり、最後に「しんそく」で相手を一掃する役割もあります。
BO3において「まもる」を使えないウインディに使いにくさを感じていたのと、構築的に相手のテッカグヤに対して明確に有利をとれるポケモンがこのポケモンしかいないので、大事に扱える「まもる」を持ったバランス型になりました。しかし、相手のテッカグヤを「フレアドライブ」で一撃で倒せない点には注意が必要です。(170~204ダメージ)
「フレアドライブ」の反動もあり『イアのみ』が発動しない試合はほとんどなく、ウインディに持たせるうえで最も強いアイテムだとすら感じました。同じ耐久をあげる『とつげきチョッキ』と違い、カミツルギに対する後だしが安定するのが非常に優秀でした。
メインウエポンの「フレアドライブ」、詰め筋として優秀な「しんそく」、大事に使うための「まもる」を確定として残り一つは「ワイルドボルト」や「てだすけ」、「バークアウト」などの選択肢があると思いますが、優秀な素早さ操作兼ウインディ同士の対面の安定行動として使える「じならし」を採用しました。
「まもる」+「じならし」は不利な状況を打開できる上に、相手の交代(ガブリアス投げなど)にも対応できる強力な動きです。
「じならし」は「まもる」を見せた後の2、3戦目に使うとより有効に機能します。
技:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ ハサミギロチン
持ち物:こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
性格:いじっぱり
努力値:H196 D252 S60
実数値:159-221-151-*-83-137
H A200ガブリアスの『ジメンZ』「じしん」93.7%耐え(135~159ダメージ)
D C161『いのちのたま』もちカプ・コケコのフィールド補正なし「10まんボルト」確定三発(64~75ダメージ)
C200『こだわりメガネ』もちカプ・テテフのサイコフィールド「サイコキネシス」87.5%耐え(137~162ダメージ)
S 準速フェローチェ抜き抜き
りょうこんさん@ryokonVGCが使っていたものに近い、耐久に厚く振った『こだわりスカーフ』もちカミツルギ。調整していくうちにYoshi@13Yoshi37とおなじ調整になりました。
http://www.trainertower.com/onog-pokemon-invitational-results-teams/
感覚としてはカプ・コケコを抜いている『とつげきチョッキ』持ちカミツルギと言えばその強さが伝わるかと思います。テッカグヤがいない構築に対しては相手のウインディを他のポケモンで削ってこのポケモンを通すプランを立てることが多かったです。カミツルギ同士の同速に怯えなくていい点も素晴らしいです。
相手の「こだわりスカーフ」持ちカプ・テテフやガブリアスなどの上をとることはできませんが、それを加味しても耐久がいきる場面が非常に多く、文句なしのフィニッシャーでした。
「ハサミギロチン」の枠はなんでもいいと思います。メレシーラッキーなどの構築に負けたくなかったので採用しましたが、ウインディとカプ系統に一貫する「おんがえし」などもいいと思います。
技:おんがえし 10まんばりき のろい リサイクル
持ち物:フィラのみ
特性:くいしんぼう
性格:ゆうかん
努力値:H148 A76 B204 D76
実数値:254-154-111-*-140-32
H 「しぜんのいかり」、「やどりぎのたね」意識の8n-2
A 1ランクアップ「おんがえし」でH84振りまでのカプ・テテフを『いのちのたま』の反動込みで一発 (計156~181ダメージ)
B A256カミツルギの「せいなるつるぎ」を『フィラのみ』込みで確定二発耐え(158~186ダメージ)
D C147『いのちのたま』持ちカプ・コケコのエレキフィールド下「10まんボルト」を『フィラのみ』込みで確定三発耐え(105~125ダメージ)
S 最遅30族+1かつ「のろい」一回で最遅コータス抜かれ
ゆういちさん@Yuuichi_u1がアリーナオフで使っていたカビゴンの耐久調整を真似させていただきました。高い耐久を持つ対「トリックルーム」構築の強力な駒であり、「のろい」と「リサイクル」で相手を詰ませる第二の勝ち筋としても機能します。
メインウエポンとしては「おんがえし」のかわりに「からげんき」や「すてみタックル」が挙げられると思いますが、「じこさいせい」など再生技を連打してくる相手に対して最も圧力をかけられる技として「おんがえし」を採用しました。トリルアタッカーのコータス、ギガイアスの弱点をつくため、サブウエポンには「10まんばりき」を採用しました。「のろい」を積むことで「トリックルーム」下で先に行動できるようになります。
ただ、耐久があるとは言っても最大火力の「ふんか」や『イワZ』「ストーンエッジ」で手痛いダメージを負ってしまうので、出来る限りトリルアタッカーを展開される前に「のろい」を打っておきたいところです。
「のろい」で詰ませる展開に固執するのではなく、スタンダードな構築にはいているポリゴン2のように、回復しながら相手を削って裏のポケモンの圏内に入れるプランも視野に入れるとより使いやすくなると思います。
選出・立ち回り
一戦目は基本選出のどれかを選出し、二、三戦目は相手の構築に応じて柔軟に選出を変えていくことが多いです。
【基本選出①】
対スタンで最も多かった選出です。特にキュウコンとカプ・コケコが両方入っている構築は初手でその二体を繰り出してくる可能性が非常に高いのでこの選出でいくのが無難でしょう。
○立ち回り
先発二体で戦いつつ、ガブリアスなどのバルジーナが動きやすいポケモンに対してバルジーナをなげ、「おいかぜ」での制圧を目指します。
四匹目にガブリアスを選出している場合は、相手のキュウコンやカプ系を優先的に処理しておきたいところです。
【基本選出②】
相手がバルジーナを妨害する手段が少なそうだと判断した場合によく選出します。これも対スタン相手に出すことが多いです。
○立ち回り
初手から「おいかぜ」を貼って制圧する動きを目指しますが、電気技を受けるためにいきなりバルジーナをガブリアスを交換することもあります。
「おいかぜ」を選択するときは、相手の場にウインディやガブリアスなどのZ技を使われるとカプ・テテフが倒されてしまうようなポケモンがいた場合でも、カプ・テテフを動かしていくことが多いです。最悪カプ・テテフが倒れたとしても、その場合はバルジーナが無事に「おいかぜ」を貼れていることが多く、ガブリアスが存分に「おいかぜ」下で暴れることができるからです。
【基本選出③】
ポリゴン2入りなど、カビゴンに有効打をもつポケモンが少なそうな場合に選出します。対「トリックルーム」パーティもこの選出をすることがあります。
○立ち回り
カビゴンの苦手とする相手のカミツルギやカプ・テテフを処理してカビゴンで詰めるパターンと、カミツルギの苦手なウインディを処理してカミツルギで一掃するパターンのどちらかを決めて攻めていきます。
カビゴンもカミツルギも有利な相手に対しては一方的に強いポケモンであるので、多少無理やりにでも障害となるポケモンを倒しにいく動きをしていきます。
この構築は水の一貫があるのでペリッパー+ゴルダックを初手に選出されることが非常に多いです。ペリッパーに「ちょうはつ」を打ち、こちらだけ「おいかぜ」を貼る展開を目指します。
○立ち回り
1T カプ・テテフで「まもる」をしながらペリッパーに「ちょうはつ」を打って「おいかぜ」を封じます。
相手の行動はゴルダックがカプ・テテフにZ技で攻撃しながら「おいかぜ」を選択していることが多いです。
2T カプ・テテフで「サイコキネシス」をゴルダックに打ちながら「おいかぜ」を貼ります。カプ・テテフは行動する前に倒されてしまうことがほとんどですが、その場合こちらだけ「おいかぜ」をはることができます。
3T以降 「おいかぜ」下でゴルダックよりはやく行動できるカミツルギやガブリアスで制圧していきます。
コータス+ドレディア構築は先発の自由度が高く、先発に何が来るかはわかりませんが、無対策では一方的にやられてしまうコータス+ドレディアの先発を意識した選出をします。
○立ち回り
1T カプ・テテフで「まもる」をしながらドレディアに「ちょうはつ」を打ちます。バルジーナは「ねむりごな」が効かず、『サイコシード』によりコータスの晴れ補正「ふんか」も余裕をもって受けられます。
2T以降 バルジーナで「おいかぜ」を貼りながらカプ・テテフはコータスに「サイコキネシス」を打ちます。相手が「トリックルーム」を使わない構築であればそのまま制圧できます。
相手が「トリックルーム」からのスイッチ展開を狙ってくる場合は、「トリックルーム」を貼られるターンにカビゴンに交換し、戦っていきます。
【対ガチトリックルームパーティ(ミミッキュ+カビゴン+ハリテヤマなど)】
○立ち回り
カビゴンまたはカミツルギを通す展開を目指します。特にカミツルギは対カビゴンの要なので大事にしたいところです。
ハリテヤマ意識で先発にカプ・テテフを選出していますが、相手の先発にミミッキュが来た場合は一旦カプ・テテフをカビゴンに引くのが良いでしょう。霊技、「トリックルーム」のどちらにも対応できます。
【対プテラ構築】
先発プテラを意識してカミツルギを出していきます。相手に一方的に「おいかぜ」を貼られないように立ち回りますが、プテラの隣のポケモンによってはやや厳しい相手です。
どうしてもバルジーナを選出するのが厳しいと思われる場合は、カビゴンを先発におき、「おいかぜ」ターンをしのぐプランを立てることもあります。
○立ち回り
プテラに「スマートホーン」を打ちながらバルジーナは「おいかぜ」を選択します。「ちょうはつ」を打たれた場合は、次のターン以降もカミツルギがプテラに先制できるので「おいかぜ」を貼られる前に倒すことができます。
一方的に「おいかぜ」を貼られないように相手の「おいかぜ」要員に圧力をかけられるポケモンをバルジーナの隣に選出します。
○立ち回り
バルジーナ構築相手は初ターンからバルジーナに「ちょうはつ」を打って動きを封じていきます。こちらのバルジーナの隣のポケモンは相手のカプ系に圧力をかけられるポケモンが望ましいです。
ファイアロー構築相手はカプ・テテフまたはガブリアスでファイアローに「ちょうはつ」を打つ余裕を与えないようにしつつ、バルジーナで「おいかぜ」を貼ります。
フワライド構築はこちらの「おいかぜ」展開を意識して先発がフワライド+カプ系に固定されやすいですので、そこを意識して選出していきます。
○立ち回り
カミツルギで相手のカプ系を攻撃しながらバルジーナは「ちょうはつ」をフワライドに打ちます。このターンの相手の行動としては
①カミツルギに「おにび」を打ちながらカプ系を動かす
②フワライドで「おいかぜ」を選択しながらカプ系をウインディ等に交換する
のどちらかを選択していることが多いです。
①の場合、カミツルギでもう一度カプ系を攻撃しながら「おいかぜ」。
②の場合、カミツルギをガブリアスに交換しながら「おいかぜ」を貼ります。
フワライドはバルジーナに対しての打点も再生技もないため、バルジーナを大事に扱えば二回目以降の「おいかぜ」はこちらだけ貼ることができます。基本的に有利な構築です。
総括
メルボルン大会ではあまりメジャーではない構築相手に一戦目で落としても、二戦目以降で対応して2-1で勝つことが多く、そういう意味でBO3を意識した良い構築を組むことができたと考えています。
しかし、それでもやはり不満な部分はあり、特にウインディが出しにくい構築のテッカグヤに対して苦しい立ち回りを強いられたことは反省点だと思います。
それ以外は全体的に命中率も種族値も高く、安定して使える構築だと思うので、ぜひ使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
QRレンタルチームURL
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-45AA-9CBA
※カビゴンの「おんがえし」は「からげんき」に変更してあります。
世界大会ベスト4構築[ロイドブーン入りマンダグロス]
構築だけ欲しい方のために先にshowdowntextを置いておきます。
【構築作成経緯】
日本の全国大会で満足のいく結果を残せず悔しい思いをした自分はまず全国大会でベスト8となった構築を参考にすることにしました。
その中でも準優勝となったじーんさん(@zeen172M)の構築は、耐久振りウツロイド+マッシブーンの組み合わせ(以下ロイドブーン)にバルジーナが入った構築で、s操作が「おいかぜ」「トリックルーム」のどちらも入っており、また構築全体として種族値が高く、非常に安定感のある構築に思えました。
この時点で構築を組むときは、s操作を二つ以上組み込んだパーティーにすることを決め、その上でAFK(ウインディ、カプ・レヒレ、カミツルギを軸にしたパーティのこと)などのメジャーな構築に強いパーティーを目指しました。
そこから構築の軸となる並びを模索しましたが、徐々に増えてきていた『とつげきチョッキ』持ちボーマンダの「じならし」でメタグロスの『じゃくてんほけん』を発動させる構築に興味をもち、試してみたところメタグロスの「バレットパンチ」がとても強力だったのでここから構築を練っていくことにしました。
当時は世界大会でウツロイドが流行ると思っており、そこに有利を取れると考えたという理由もあります。(実際にウツロイドが多かったかどうかはかなり怪しいところですが)
JCSでAFK+カプ・コケコ+ポリゴン2入り構築
を使っていた時、ウィンディの【いかく】をカプ・コケコの「ボルトチェンジ」で出し入れしてポリゴン2で受け回す動きが肌に合っていた事を思い出し、とりあえずカプコケコとポリゴン2を入れて対戦してみたところ、
○ガラガラに何もできない
○水の一貫がきつい
○相手のカプ・コケコが少しきつい
○そもそもあまり受け出せない=そこまで受け身な構築ではない
などの事がわかりました。
Lacquerさん(LCQ_poke)のブログのボーマンダ+メタグロス構築(以下マンダグロス)を参考にしてガラガラを採用してみたりもしましたが、基本選出を先発カプコケコ+ボーマンダ、後発メタグロス+ガラガラにすると地面の一貫があまりに厳しいので見送りとなりました。
どうしたものかとshowdownのランキングに載っている人の対戦を見ていたところ、ウツロイドとハリテヤマをマンダグロスに組み込んでいるプレイヤーがいたのでこれをヒントにウツロイドの採用を決め、ウツロイドを耐久型にすればガラガラとカプコケコに強いポリゴン2として使えるのではないかと考えました。
ウツロイドはメタグロスの苦手なバルジーナやペルシアン、ウィンディに対しても強く、二つ目のs操作役として最適でした。
遅いウツロイド+ハリテヤマではガブリアスが辛かったのでハリテヤマをマッシブーンにかえて対戦してみると、「じならし」ボーマンダと耐久ウツロイド、マッシブーンの組み合わせが想像以上に相性がよく、特にAFKに対しては圧倒的な強さを誇れるようになりました。
最後の一枠を決めるのは苦労しましたが、雨パーティーに負けたくなかったのと、まだ対ガラガラ、特にテッカグヤと組んでいるパーティーに不安があったのでトリトドンを採用しました。トリトドンはボーマンダとの相性がよく、パーティーにいるだけで相手にカミツルギやカプ・ブルルなどの選出を強制させることができるため、こちらの基本選出をさらに通しやすくなりました。
こうして6匹が決まり、技や調整を弄っていきました。
ショウダイさん(@sho249962)に構築を回してもらって相談しあいながら意見をフィードバックさせていったり、ひいあさん(@Hianmain)やDJ君(@dj_poke523)が何度も開いてくださったbo3杯で調整させていただいたり、後輩にウツロイドを借りたりフレ戦してもらったりと、多くの人に助けられてこの構築は完成しました。この場で改めて感謝させてください。本当にありがとうございました!
持ち物:ウイのみ
特性:ビーストブースト
性格:ずぶとい
努力値:H228 B252 C28
実数値:213-*-108-151-151-123
B:A233カミツルギの「スマートホーン」確定耐え(170~204)
A126テッカグヤの「ヘビーボンバー」確定耐え(158~188)
S:「じならし」後のペルシアン(115族)抜き
耐久に厚く振ったウツロイド。素早さ以外キヌガワさんのブログの調整を使わせていただきました。
低い素早さを「じならし」や「トリックルーム」で補い、 相手に負担をかけていきます。火力は抑え目ですが相手の弱点をつきやすく、メタグロスの「バレットパンチ」圏内に入れるだけでもゲーム展開を楽にしてくれます。相手にすれば非常に倒しにくく、厄介なポケモンだったと思います。
カプ・コケコ
技:10まんボルト マジカルシャイン ボルトチェンジ まもる
持ち物:デンキZ
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:145-*-105-147-96-200
「ボルトチェンジ」でボーマンダの【いかく】を使いまわしたり、最後に出てきて相手を一掃したりする万能ポケモン。間違いなくこのルール最強の一匹でしたが、その分ガラガラやトゲデマルで対策されていました。
この構築では特にメタグロスの『じゃくてんほけん』を発動させた後、ボーマンダを捨ててカプ・コケコとメタグロスを並べて制圧していくのが非常に強力でした。
相手のカプ・コケコと対面したときは、積極的にコケコに『デンキZ』を使っていきました。相手のカプ・コケコは「ボルトチェンジ」でウインディなどに交換していることも多いですし、交換していなければメタグロスの「バレットパンチ」圏内に入れることができます。
技:りゅうせいぐん かえんほうしゃ じならし ドラゴンテール
持ち物:とつげきチョッキ
特性:いかく
性格:ひかえめ
努力値:H212-B4-C36-D92-S164
実数値:197-139-101-148-112-141
B:A182ガブリアスの「ドラゴンクロー」確定耐え(164~194)
C:「かえんほうしゃ」でH187-D111メタグロスを92.6%で二発(90~108)
D:C147カプ・コケコの「マジカルシャイン」フェアリーZ確定耐え(158~188)
C147カプ・コケコのダブルダメージ『いのちのたま』「マジカルシャイン」確定三発(78~94)
S:最速ドーブル+2
この構築の要でほぼ毎試合選出しました。ドーブル+イーブイorポリゴンZや相手のマンダグロスを意識して素早さを早めに設定したおかげで、相手の『とつげきチョッキ』もちボーマンダには全て先制できました。(一回『ヒコウZ』ボーマンダに上からやられましたが)
本当はランク一段階upしたC143ポリゴン2の「れいとうビーム」を確定で耐えられるようにしたかったのですが、努力値が足りなかったのでカプ・コケコと並べたときに【ダウンロード】で攻撃が上がるように調整し、できる限りHに回しました。
高い耐久があるのでほぼ確実に「じならし」を通すことができ、相手のカプ系を倒すことができればこのポケモンだけで相手の残りポケモンすべてに有利ということも多々ありました。
命中安定な「りゅうのはどう」ではなく「りゅうせいぐん」を採用した理由は相手のガブリアスを確定で倒すもしくは確実に「バレットパンチ」圏内に入れたかったからです。
「ドラゴンテール」は「はらだいこ」カビゴンに隙を見せないようにしたり、ポリゴンZを飛ばすために採用しました。「トリックルーム」を阻止するために使うことはほとんどなかったですが、想定通りしっかり機能してくれました。
間違いなく今回のパーティーのMVPであり、ボーマンダが一層好きになりました。
誰かボーマンダとメタグロスのアイコン書いてくださいおねがいしますなんでも
持ち物:じゃくてんほけん
特性:クリアボディ
性格:いじっぱり
努力値:H252 A116 B60 D44 S36
実数値:187-187-158-*-116-95
A:「アームハンマー」でH244までのB117カビゴンを確定2発(122~144)
「バレットパンチ」で無振りカプ・コケコに42~49ダメージ
B:A182ガブリアスの1ランクダウン「じしん」ジメンZ確定耐え(156~186)
D:C161カプ・レヒレのダブルダメ『こだわりメガネ』「だくりゅう」98.8%で二発耐え(79~94)
S:s実数値143までのポケモンを「じならし」後に抜き
【いかく】で火力の落ちない「バレットパンチ」がとにかく強く、相手を圏内に入れることを常に意識して立ち回っていました。ボーマンダより遅いポケモンは全て「じならし」を打った後にメタグロスで先制できるようにしています。少しまわした特防は、ウツロイドと並べたときに【ダウンロード】で攻撃が上がるようにするためでもあります。
「バレットパンチ」以外の技の命中率が不安なポケモンでしたが、全体的によく当ててくれたと思います。『じゃくてんほけん』発動後の「アームハンマー」でカビゴンを一撃で倒したり、テッカグヤや相手のメタグロスに大きく削りを入れてくれました。
技:ばかぢから どくづき れいとうパンチ まもる
持ち物:カクトウZ
特性:ビーストブースト
性格:いじっぱり
努力値:H68 A164 B4 D244 S28
実数値:191-198-160-*-104-103
A:「ばかぢから」カクトウZで無振りガブリアス確定一発(184~217)
D:C147カプ・コケコのエレキフィールド下『こだわりメガネ』「10まんボルト」確定耐え(160~190)
S:準速ガブリアスを「じならし」後に抜き
無振りカプ・レヒレ-2
構築の地面耐性兼トリルアタッカー。ウツロイドとともにバルジーナやペルシアンに強いのが素晴らしく、テッカグヤへの貴重な打点枠でもあります。このルールは基本的に格闘技を受けられるのがカプ系しかいないため、できるときには交換をケアした行動をしていきたいです。
カプ・コケコに対してもZ技以外であれば一発耐えて行動できるので、割と強気に動かしていくこともあります。後ろ姿がイケメンでした。
持ち物:オボンのみ
特性:よびみず
性格:おだやか
努力値:H228 B196 C4 D76 S4
実数値:215-*-113-113-123-60
B:A182ガブリアスの1ランクダウン「じしん」ジメンZでオボンを食べる(109~129)
D:C161カプ・レヒレの『こだわりメガネ』「ムーンフォース」で105~124ダメージ
補完として入ってきたトリトドンですが、パーティーに「どくどく」が入っていないとわかったGACT(ガブリアス、ウインディ、テッカグヤ、カプ・コケコを軸にしたパーティのこと)相手に出すと相手を詰ませることが出来たりと、新しい勝ち筋としてつかうこともできました。
カプ・コケコと並べたときに【ダウンロード】で攻撃があがるように調整し、素早さは最遅ポリゴン2抜かれの57にするか悩みましたが、「はらだいこ」カビゴン相手に上から「クリアスモッグ」を打つ方が重要だと考え、Sは落としませんでした。
いろいろ考えましたが、この枠はこのポケモンしか有り得ないと今では思っています。
【選出例】
対AFK+トゲデマル(DJパ)
かなり有利な相手。ウツロイドとボーマンダとマッシブーンだけで基本的に勝てます。
対AFK+カプ・コケコ
先発:ウツロイド+カプ・コケコ
これも有利です。カミツルギを倒してウツロイドを通すパターンとカプ系を倒してボーマンダを通すパターンを狙っていきます。
対GACT
先発:カプ・コケコ+ボーマンダ
GACTは残り2体の組み合わせがたくさんあるので完全に選出を決めることはできませんが、初戦はこの選出で行きます。相手にキュウコンがいてもこの選出をします。カプ・コケコに『デンキZ』を打って「バレットパンチ」で縛り、ボーマンダを通していくのが理想の展開です。
対カプ・テテフ+フワライド構築(以下テテフライド)
先発:カプ・コケコ+ボーマンダ
初手でテテフライドと対面した場合はフワライドに「ボルトチェンジ」を打ってメタグロスを繰り出しながら「じならし」で『じゃくてんほけん』を発動させます。後はフワライドの「おにび」に気を付けながら「バレットパンチ」でカプ・テテフを縛っていきます。
対雨パーティ
先発:カプ・コケコ+ボーマンダ
トリトドン大事にしてれば勝てると思ってたら負けたことあるので油断しないように。相手のカプ・コケコは優先的に処理していきます。
カプ・レヒレ入りのエルフーン構築に初手でカプ・コケコを出すとフィールドをとられてピンチになりやすいのでエルフーンに厚い初手で行きます。
先発:カプ・コケコ+ボーマンダ
必ずと言っていいほど裏にガブリアスがいるのでウツロイドは出さず、相手のカプ系を処理した後マッシブーンを通すことを目指します。
後発:メタグロス+カプ・コケコ
かなりウツロイドが刺さっているのでウツロイドを大事にすれば基本勝てます。
ギガルガン以外の初手が来ても対応できるウツロイド+ボーマンダで投げます。相手の初手がギガルガンだった場合はウツロイドが守りながらボーマンダをメタグロスに変えて攻めていきます。
対ペルシアン入り
先発:カプ・コケコ+ウツロイド
ペルシアン入り構築は基本的にペルシアン+カプ系の初手で来るのでペルシアンに強い二匹を初手に出します。
あまり当たりたくない相手。鋼枠を倒してウツロイドを通すか、カプ・コケコを倒してボーマンダを通す動きを狙っていきます。
先発:カプ・コケコ+ウツロイド
ポリゴンZが「トリックルーム」型でも「テクスチャー」ノーマルZ型でもウツロイドで「トリックルーム」を選択するのが安定になります。「テクスチャー」型だった場合はトリトドンの「クリアスモッグ」で弱体化させていきます。この手の構築は取り巻きがウツロイドとマッシブーンに弱くなりがちなのでポリゴンZさえ倒せばなんとかなります。
先発:カプ・コケコ+ボーマンダ
後発:トリトドンorマッシブーンorウツロイドorメタグロスから二匹
初手はドーブルに「ボルトチェンジ」を選択しながら「じならし」。一度「じならし」をあてておけばバトン先のポケモンにカプ・コケコが先制できるようになります。ここでメタグロスの『じゃくてんほけん』を発動させられればベスト。メタグロスで「このゆびとまれ」要員ににらみをきかせながらイーブイが「バトンタッチ」をするターンに「ドラゴンテール」を打てば、バトンを受けられるのはカプ系しかいません。(ワルビアルやウインデイにバトンを渡すことができない)
あとはカプ系に「クリアスモッグ」をあてるなり普通に倒すなりで勝てます。
また、「このゆびとまれ」+カビゴンで「はらだいこ」をする構築に対しても同じ動きでメタグロスの「じゃくてんほけん」を発動させることで対処できます。
対NBA(ウツロイド、カプ・ブルル、ウインディを軸にしたパーティのこと)
後発:ボーマンダorメタグロス+マッシブーン たまにトリトドン
トリトドンがいることもあり、かなり有利なパーティです。メタグロスも刺さっているのでウインディの「おにび」に注意して詰めていきます。カプ・コケコを出してもいいのですが、相手のポリゴン2の「10まんボルト」の威力が上がってしまうのであまりおすすめできません。
対メレシー+ラッキー
初手「じならし」を選択すればメレシーを「バレットパンチ」で縛れるようになるので「ガードシェア」をさせずにメレシーを倒すことができます。「ガードシェア」さえされなければマッシブーンの『カクトウZ』で容易に倒すことができますし、少なくとも『じゃくてんほけん』の発動したメタグロス相手に【マジックガード】を「スキルスワップ」する余裕はないのでトリトドンの「どくどく」で倒すことができます。
【構築総括】
この構築はメジャーな構築に有利をとりやすい構築で、世界大会でここまで勝てたのはマッチングが良かった部分も正直あると思っています。しかし、今回の構築は自分がいままで組んできた構築の中で最優とも言えるものであり、しっかりと練習をして臨んだ世界大会だったので結果を出せて本当にうれしいです!来年の世界大会でも戦っていけるように、まずは単位と戦っていきたいと思います。ベンキョウハ ワルイブンメイ キライ
【準決勝のラストターンについて】
言い訳みたいであんまり書きたくないんですけど会う人みんなに聞かれるので。
となりにいたジャッジの人から日本語で「あと3ターンの後に試合を終了します」とか「これがラストターンです」と言われていました。まもれば勝ちという確信があったわけではありませんが、最後の最後で勝ちが見えて舞い上がってヘドロばくだんを押したのはただただ自分の甘さが原因です。自分は負けるべくしてバルドルさんに負けたと思っていますし、来年は必ずリベンジしたいと思っています。
【QRレンタルチーム】
ここまで見て下さりありがとうございました。もしよければ実際に構築を使ってみてください!
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-5136-474C
【おわりに】
ポケモン対戦だけでなく、観光や海外勢との交流も含めてポケモンの世界大会は最高です!自分は世界大会二年目ですが、去年行った時「かならず来年も来るぞ!」と強く思ったのを覚えています。もちろん今年もです!みんなで楽しんでいるとき、「ポケモンやっていてよかった。」と心から思える気がします。See you next year in Nashville!
JCS使用構築【ウインコケポリ2スイッチ】+いろいろ雑感
記事書くの久しぶりだなーって思って過去記事見たらクリスマスイブでした。四か月以上経ってた……
JCS、約二週間にわたる長い長い戦いお疲れ様でした。自分は結局メインサブ計200戦消化し、トータルは1702+1678+1666の5046。ボーダーがどうなるはわかりませんが、TL見る感じワンチャンはありそうなので祈りながら発表を待とうと思います。
日程A~E全てほぼ同じ構築を使用し、ある程度愛着もわいた構築なので簡単にですが公開します。
【構築作成経緯】
自分はメルボルンから帰ってきてからJCSに向けてポケモンの対戦回数は重ねていたつもりでしたが、あまり納得のいく構築が組めず、ネットに上がっている構築記事をshowdownでまわして感覚をつかむといったことを繰り返していました。
その中で特に手に馴染むと感じたのはジュニオさん(@JUNIOmpk)のクモバドロスイッチでした。以下にリンクを貼っておきます。
*リンク先消えてたので面子だけ
カプ・コケコ
ポリゴン2
スイッチトリル要素を兼ね備えた上で高速アタッカーによる上からの制圧も目指せる非常に完成度の高い構築だと感じたので、ここから構築をスタート。
練習していくうちに初手にウインディ+カプ・コケコ、後発に地面技受けのポリゴン2+@1の選出が非常に対応力が高く安定すると感じ、その選出がしやすいように構築を弄っていきました。
その際、(これは上のジュニオさんの記事にも書いてありますが)Z技枠はできるだけ素早さが早いポケモンに持たせるべきだと思ったので、メインとなるカプ・コケコに『デンキZ』を持たせることに決めました。
また、原案でのオニシズクモの枠は、地面耐性かつトリルエースとしての役割を担っていましたが、構築として『こだわりハチマキ』など火力upアイテムを持ったウインディが重い構築だと感じたので、(火力upエレキフィールド下の「ワイルドボルト」を耐えられない)エレキフィールドを消すことができ、かつ耐久も安定した水タイプであるカプ・レヒレを採用しました。地面耐性はありませんが、対ウインディの安定性があり、ガブリアスにも変わらず圧力をかけることができます。
最後の枠はバンバドロ→ベトベトン(A,B日程)→カビゴン(C,D,E日程)と推移していきました。詳しくは個別解説で話したいとおもいます。
【個別解説】
カプ・コケコ
技:10まんボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン まもる
持ち物:デンキZ
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:146-*-105-147-95-200
メインアタッカー。ウインディの「てだすけ」と合わせていろんなポケモンを無理やりもっていったり「ボルトチェンジ」でサイクルをまわしていく。特に横のウインディをポリゴン2に引きながら「ボルトチェンジ」でウインディを出しなおす動きが強力でした。
技:フレアドライブ バークアウト てだすけ まもる
持ち物:バンジのみ
特性:いかく
性格:しんちょう
努力値:H244 A60 B4 D164 S36
実数値:196-138-101-*-133-120
D:C147カプ・コケコのフィールド「10まんボルトZ」確定耐え
耐久にかなり厚めに割いたウインディ。Z技は基本的に「まもる」かタイプ無効で受け流したいところですが、もし打たれても耐える調整にすることで、プレイングの幅が広がります。サイクルで何度も繰り出せる安心感がありました。
「バークアウト」の役割対象は基本的にポリゴン2とカプ・レヒレです。特に後述するカミツルギと相性が良く、「バークアウト」を打ちながらカミツルギを投げ、「てだすけ」を打ちながら相手を崩す動きが単純に強力でした。
技:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ ハサミギロチン
持ち物:こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
性格:いじっぱり
努力値:H188 D252 S68
実数値:158-221-151-*-83-138
S:準速フェローチェ+4
よくある耐久振り「こだわりスカーフ」もちカミツルギ。同型にワンチャン上をとるため、よくいるS137から一つ上の素早さとしました。
カミツルギはこの型が一番使いやすいと思っています。カミツルギとの同速勝負をせずともよく、程よく耐久もあるので無理なくサイクル戦に参加させることができます。
ポリゴン2
技:れいとうビーム 10まんボルト じこさいせい トリックルーム
持ち物:しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:ひかえめ
努力値:H244 B228 C36
実数値:191-*-139-143-115-80
素早さ以外ジュニオさんの調整をそのまま使わせていただきました。地面耐性のいないこの構築における実質地面耐性枠であり、防御に厚く配分するのは非常に理にかなっていると感じました。
「トリックルーム」を貼らずとも戦える構築になったので素早さはポリゴン2ミラーを考えて自ら落とすことはせず、無振りテッカグヤ抜かれの80としました。
技:ムーンフォース だくりゅう めいそう まもる
持ち物:ウイのみ
特性:ミストメイカー
性格:ひかえめ
努力値:H236 C204 S68
実数値:175-*-135-155-150-114
C:一段階上昇「ムーンフォース」+『いのちのたま』の反動で無振りカプ・コケコ確定
S:無振りカプ・テテフ-1
サイクル性能を重視して回復木の実で採用。パワーは抑え目ですが、構築で苦手なマッシブーンに強かったり、ガブリアスに圧力をかけたりとしっかり活躍してくれました。高火力でこちらを崩してくるカプ・テテフの火力を削ぐ役割もあります。
「だくりゅう」についてですが、外して負けた試合もあれば当てて命中率を下げて展開が楽になった試合もあるので一長一短かなと思います。割り切って打つ技だと思いました。
ベトベトン(AB日程で使用)
技:はたきおとす どくづき かげうち まもる
持ち物:イアのみ
特性:くいしんぼう
性格:いじっぱり
努力値:H252 A44 B108 D100 S4
実数値:212-144-109-*-133-71
耐久調整はAaron氏の調整を参考にしました。
ここまでカプ・テテフに明確に有利をとれるポケモンがカミツルギしかおらず、カプ・コケコのボルトチェンジの引き先としてエスパー技を受けられるポケモンが必要だと感じたため採用していました。
対カプ・テテフの駒としてはこれ以上ない活躍をみせてくれましたが、カプ・テテフ入りの構築にはガブリアスも一緒に入っている可能性が非常に高く、地面耐性がさらに厳しくなってしまったため、C日程以降ではこの枠を変更することにしました。
カビゴン(CDE日程で使用)
技:おんがえし 10まんばりき のろい リサイクル
持ち物:フィラのみ
特性:くいしんぼう
性格:ゆうかん
努力値:H148 A76 B204 D76
実数値:254-154-111-*-140-32
D:C147『いのちのたま』カプ・コケコのフィールド「10まんボルト」確定3発
S:「のろい」一回で最遅コータス-1
ベトベトンの枠がしっくりこず悩んでいたとき、一緒に構築について話していたmash(@mash_arrow)が6匹目としてカビゴンをオススメしてくれたので、カビゴンを使いました。
カビゴンは高い耐久と再生技をもつため無理なくサイクル戦に参加させることができ、ガブリアスやカプ・テテフに一方的にやられない点が優秀でした。初見で太鼓暗示構築を警戒させることもできます。
また、AB日程を通して想像以上にコータス入りのパーティーが多いと感じられたので、そこに対してより安定感をもって戦うことができました。耐久が高いので何をしてくるかわかりにくいパーティに対しても臆せず選出できる点も、JCSという一本勝負の大会には適していたと思います。
この枠は他にもいろいろ候補があると思います。大会中マッチングした同型のパーティだとこの枠にギガイアスを採用しているパーティをちらほらみかけました。そちらの場合対テテフライドや対天候パーティの安定性があがると思います。
【選出例】
相手によってかなり選出を変えるので基本選出だけ書きます
基本選出①:先発ウインディ+カプ・コケコ 後発@2
ガラガラ、トゲデマルなどがいない場合基本この選出です。相手の構築にガブリアスがいた場合かならず後発にポリゴン2を置きます。
先発にカプ・コケコが出しにくい場合にこの選出をすることが多いです。パワーは低めですが、耐久が高いので不意の事故で崩されにくいです。
基本選出③:先発カプ・コケコ+カミツルギ 後発@2
攻撃的な初手。カミツルギが初手で出し負けてしまっても、「ボルトチェンジ」で盤面を再構築しやすいです。
【構築総括】
書いてたら疲れました。
全体的に高耐久のポケモンが多く、幅広く戦える構築になったと思います。練習の段階では1700×3をとることが十分可能だと考えていたためこの結果は少し残念ですが、単に実力の問題だと思うのでこれからもがんばって精進していきたいと思います。
【JCS雑感】
日程が複数に分けられ、一回失敗する=予選落ちでなくなったのは純粋に良い改善だと思いました。
ただ各日程の間隔が狭く、それに伴って試合数が非常に多く感じられたので、どうせ分けるならINCのように月毎に分けてもいいんじゃないかなー、という気持ちです。
来年もまた形式は変わると思いますし、年々良くなっていってほしいですね。
【Showdownテキスト】
Kartana @ Choice Scarf
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 188 HP / 252 SpD / 68 Spe
Adamant Nature
- Leaf Blade
- Smart Strike
- Sacred Sword
- Guillotine
Tapu Koko @ Electrium Z
Ability: Electric Surge
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Thunderbolt
- Volt Switch
- Dazzling Gleam
- Protect
Arcanine @ Mago Berry
Ability: Intimidate
Level: 50
Happiness: 0
EVs: 244 HP / 60 Atk / 4 Def / 164 SpD / 36 Spe
Careful Nature
- Flare Blitz
- Helping Hand
- Snarl
- Protect
Tapu Fini @ Wiki Berry
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 236 HP / 204 SpA / 68 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Protect
- Calm Mind
- Muddy Water
- Moonblast
Porygon2 @ Eviolite
Ability: Download
Level: 50
EVs: 244 HP / 228 Def / 36 SpA
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Ice Beam
- Thunderbolt
- Recover
- Trick Room
Snorlax @ Figy Berry
Ability: Gluttony
Level: 50
EVs: 148 HP / 76 Atk / 204 Def / 76 SpD
Brave Nature
IVs: 2 Spe
- Return
- High Horsepower
- Curse
- Recycle
構築記事は以上です。
以下脳内垂れ流し
【最近のTLを見て思ったこと】
最近よく不正がどうとかそういう話をTLで見ます。
自分が関わらなければいいだけの話だと思っているのでそこはどうでもよくて、
「オフ会にもそういう人がいるからもう行かない(行きたくない)」
という趣旨のツイートを何件か見て、それがとても悲しく思いました。
自分はポケモン対戦が好きで、ポケモン対戦が好きな人と話すのが好きです。 初めてポケモンのオフ会に参加したのは大学生になってからでしたが、なぜ今まで参加しなかったんだろうと思えるくらい楽しい時間を過ごせました。
初めて会った人やTwitterで名前だけ知っている人と対戦をして、時には意見交換をして、知り合いが増える。一緒にご飯を食べに行ったり遊びに行ったりする。オフ会はそんな楽しい場所だと思っているし、可能ならもっといろんな人に来てもらいたいと思っています。
人がたくさんいれば関わりたくないと思う人も少しはいるでしょう。オフ会に限らず、当たり前のことだと思います。でもだからといって一部の人間のために自分から楽しむ機会を捨てるなんて、馬鹿馬鹿しいことだと思いませんか?。自分が楽しむためにゲームをやっているんですから。
まず自分が楽しむことを忘れないでほしいなと思いながらTLを見ていました。おわり。
第一回ましゅオフのオフレポ。
メリークリスマス。ひさしぶりの更新ですね。
昨日(12/24)京都で行われたvgc2017ルールのオフ会、ましゅオフに参加してきました。
http://susuzu96.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
初開催のオフ、それも12/24日に開かれるということで人が集まらないんじゃないかと心配していたのですが、最終的には30人くらい来ていた気がします。
みんな暇なんですね。
【使用構築】
詳しい説明ができるほど煮詰めきれてないので並びと持ち物だけ。
カプ・コケコ@命の珠
ボーマンダ@ドラゴンZ
ベトベトン@フィラのみ
ポリゴン2@進化の輝石
カミツルギ@突撃チョッキ
ニョロトノ@オボンのみ
べトンとポリ2で荒らしてマンダ+コケコorカミツルギで制圧したい構築でした。
【オフレポ】
11時に会場集合だったので7時半に目覚ましをかけたが二度寝して8時半に起床する。
なぜか最寄駅を間違えたがかなり時間に余裕をもって出てきていたため無事会場に到着。
自己紹介をすませてさあ対戦するぞーと思ったら昼休憩がはじまって13時まで暇になったので、適当に参加者で集まって京都駅のマックで軽食をとったりぶらぶらまったり。
今回のオフはクリスマスイベントということで、参加者が任意でプレゼントを持ち寄り交換し合うという企画が用意されていたので、この空き時間にプレゼントを買った人もいたみたいですね。
誰にわたるかわからないプレゼントを選ぶときはは消え物がいいらしい(reference:俺ガイル6.5巻)ので自分は前日にポケセンで抹茶ラスクを買って持っていきました。誰にわたるかわかりませんからね。
そんな感じで昼休憩が終わったのでいよいよ対戦。カプ系4つの名前のグループに分かれて自分はブルルブロック。Bell、タピオカ、マッシュ、自分と6人中4人が京大ポケサー員という謎の身内ブロックでした。
一戦目 こもりんさん ○
カプ・コケコ テッカグヤ カプ・テテフ カミツルギ ライチュウ ガブリアス
ガブリアス カプ・テテフに対して強気にべトンを動かして通ってそのまま勝ち。
最悪ガブに地面Zを打たれた場合でも冷凍ビームで1:1交換できる対面ですが、やはり択になってしまうのでそれが欠点ですね。
二戦目 タピオカさん ×
カプ・テテフ カミツルギ オニシズクモ ベトベトン カプ・コケコ キュウコン
相手のカプ・コケコをカミツルギで相手するつもりだったが自慢のめざ炎で燃やされる。その後粘るも返しきれず負け。
三戦目 サンだずんさん ○
ガブリアス カプ・コケコ ギャラドス ポリゴン2 テッカグヤ ガラガラ
トリル警戒でポリ2に挑発を打たれるも、そのまま攻撃しつづけて勝ち。
トリルしなくても強いのがポリ2のいいところですね。
四戦目 Bellさん ○
カプ・ブルル カミツルギ ベトベトン ウインディ ポリゴンZ ニョロトノ
相手のポリゴンZに対して叩きながらボーマンダが守ってスカーフ破壊光線をやり過ごすことに成功。いい感じにボーマンダをまわして勝ち。
ここで予選を一旦中断してクリスマスパーティータイム。
運営の用意してくれたジュースやお菓子やナゲットやケーキを食べながら歓談。
二個目のケーキを狙っての全力のじゃんけんなど、楽しい時間を過ごしました。
そしてお待ちかね?のクリスマス交換イベントがはじまり、音楽に合わせてプレゼントを隣りへ隣りへとまわしていきます。
音楽がとまり、みんなでそれぞれ袋を開けていきます。手帳やプラモデルやぬいぐるみなどが出てきて喜んだり笑ったり。こういうイベントもたまにはいいですね。
自分のはなにかなーと思って袋を開くと
二次元の可愛い女の子が一面にプリントされたTシャツが出てきました。
そして始まる撮影会。
オタクTシャツを着るSNOW選手を出待ちする人々 pic.twitter.com/XgliLndguJ
— 天音 (@amanenene_) 2016年12月24日
これがうわさに聞くオタクTシャツか……と思いながら着ましたが、
自分からは女の子が見えないのでそんなに恥ずかしくない
というどうでもいい情報を手に入れました。(後で写真見たらめっちゃ恥ずかしかった)
刺激の強い画像なのでここには載せません。
ととさんからのプレゼントでしたが、もう一生着ることはないでしょう……
そしてイベント後予選に戻りますinオタクTシャツ。ブルルブロックはいい感じにすくみかけていたので最終戦勝たないと予選抜けられないとのこと。相手は主催でもあるマッシュだったので絶対に負けられない気持ちで臨みました。
五戦目 マッシュさん ○
テッカグヤ カプ・テテフ トリトドン ポリゴン2 ガブリアス ウインディ
ベトベトンで叩いたりポリゴン2で毒をまいて消耗させる。バクアをよけたり放射で焼かれたりといろいろ運が絡みましたがなんとかコケコ対テッカグヤの対面を作り勝ち。
というわけで予選4-1でブロック一位ぬけしたのですが、決勝トナメ一戦目の相手はなんとショウダイさん。ちょくちょく構築の相談をしている人で、今日の自分の構築とニョロトノ以外5匹かぶり。熱いミラーが幕を開けます。
決勝トナメ 一戦目 ショウダイさん ×
カプ・コケコ ボーマンダ ベトベトン ポリゴン2 カミツルギ ガラガラ
相手のカミツルギとボーマンダの集中でポリゴン2が落とされ不利に。お返しとばかりにコケコとボーマンダの集中で相手のポリゴン2を落としてボーマンダ対面。祈りながら流星群を押しましたが先に動いたのはショウダイさんのボーマンダでした。負け。
というわけで決勝トナメ一落ち芸人でベスト8でした。オフの戦績を振り返っても決勝トナメ一落ちはかなり多い気がするので、もっと頑張っていきたいですね。
そのまま決勝トーナメントは進み、優勝はYTさんでした。流石グロリアですね。
オフが終わった後はまだ時間があったので、フレ戦をして交流したりしていました。
後ろで優勝賞品のトゲデマルのぬいぐるみを使って野球やドッヂボールをしていましたが、自分は戦闘民族なのでフレ戦していました。
オフ会解散後は適当にばらけて京都駅の地下でラーメンを食べて話した後帰りました。普段話せないのぶさんやギルガドラさんとも話せて満足。あとラーメンもおいしかった。
↑かんじん堂熊五郎
以上になります。初めてオフレポを書きましたが、オフの対戦などを振り返る機会となっていいですね。とても楽しかったので皆さんオフに出ましょう。それでは。
アローラダブルでの積みポケ一覧
今アローラキュウコンに可能性感じていて、オーロラベールと相性のいい積みポケモンを探しているので勉強メモに
○りゅうのまい(A↑S↑)
ギャラドス、ラプラス、カイリュー、フライゴン、ナマズン、ボーマンダ、ジャラランガ
○ちょうのまい(C↑D↑S↑)
バタフリー、アメモース、ドレディア、アブリボン、フェローチェ
○からをやぶる(A↑↑C↑↑S↑↑B↓D↓)
○つるぎのまい(A↑↑)
ラッタ(両)、サンドパン(両)、パラセクト、ドククラゲ、ナッシー(両)、ガラガラ(両)、カイロス、レディアン、アリアドス、ハッサム、エアームド、アブソル、ラムパルド、ガブリアス、ルカリオ、マニューラ、リーフィア、ドレディア、ファイアロー、ゴロンダ、ジュナイパー、ガオガエン、ドデカバシ、オドリドリ、ルガルガン、ラランテス、キテルグマ、グソクムシャ、タイプ:ヌル、シルヴァディ、ネッコアラ、ミミッキュ、ハギギシリ、ダダリン、ジャラランガ、カプ・ブルル、カミツルギ
○わるだくみ(C↑↑)
ライチュウ(両)、キュウコン(両)、ペルシアン(両)、スリーパー、クロバット、ヤドキング、ヤミラミ、ムウマージ、ドンカラス、ルカリオ、マニューラ、ポリゴンZ、バルジーナ、ジュナイパー、ガオガエン、エンニュート、ヤレユータン
○ほたるび(C↑↑↑)
デンジュモク
○めいそう(C↑D↑)
ライチュウ(ア)、ピクシー、キュウコン(両)、ゴルダック、フーディン、ヤドラン、スリーパー、ラッキー、ウソッキー、エーフィ、ヤドキング、サニーゴ、ハピナス、ヤミラミ、パッチール、アブソル、ジーランス、フワライド、ムウマージ、ドンカラス、ルカリオ、マニューラ、ママンボウ、ニンフィア、メレシー、クレッフィ、オーロット、オドリドリ、アブリボン、キュワワー、ヤレユータン、メテノ、ネッコアラ、ハギギシリ、ジジーロン、カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレ、デンジュモク、カミツルギ
○ビルドアップ(A↑B↑)
ラッタ(ア)、オコリザル、ニョロボン、カイリキー、カイロス、グランブル、ハリテヤマ、ルカリオ、ワルビアル、ウォーグル、ファイアロー、ゴロンダ、ガオガエン、ケケンカニ、ルガルガン、キテルグマ、ナゲツケサル、グソクムシャ、ネッコアラ、バクガメス、ミミッキュ、ハギギシリ、ジャラランガ、カプ・ブルル、マッシブーン
○ちいさくなる(Av↑↑)
アローラダブル用パーティ草案考察(メモ)
最初にレートに潜るパーティくらいはかんがえておいてもいいかなー。と。
思いつき次第書きます。
カプ・テテフ@スカーフ
ムーンフォース/サイコキネシス/マジカルシャイン/サイコショック
ウインディ@ホノオZ
ねっぷう/まもる/もえつきる/バークアウト
テッカグヤ@残飯
ラスターカノン/かえんほうしゃ/やどりぎのたね/まもる
カプ・コケコ@メガネ
ボルトチェンジ/十万ボルト/マジカルシャイン/しぜんのいかり
ギガイアス@オボンのみ
だいちのちから/ねっとう/じこさいせい/まもる
スカーフテテフとテッカグヤが基本軸(予定)
トリル要員いれたい
感想:スカーフテテフはこの構築ではそんなに強くない。エスパーZで思いっきり殴る方が強そう
テックガヤは神。物理の方が強かった。
ギガイアスは悪くないがテッカグヤと役割がかぶりがち
ウインディは威嚇が強い
トリトドンにだいちをかえして
ウツロイド@珠
ヘドロ爆弾/パワージェム/トリックルーム/まもる
ボーマンダ@スカーフ
コータス@もくたん
ふんか/ねっぷう/だいちのちから/まもる
十万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/まもる
じりょくジバコイルで鋼を狩りたい
アローラガラガラが強すぎて狩れなかった